関内あたりを歩いていると、よく碑を目にします。この日も山下公園と中華街の中間あたりのたまたま入った道で、「なんだ、あれ?」というものを見つけました。それが、大砲です。マンションの敷地内に置いてあるので、とても違和感があります。その大砲がどういったものなのかという説明を読んでみて、とても「???」という状態になりました。どうもペリーが来た時に、使われたようにも読めますが、もしそうであれば、ものすごい貴重な大砲です。でも、何度説明を読んでも、イマイチ何を言わんとしているのか理解できません。3つあるうちの1つだということはわかりましたので、じゃぁ、残りの2つも見てみようと思い、それを探して来ました(ヒマですよねぇ・・・)。
残り2つは、開港広場(大桟橋の付け根付近)と神奈川県立歴史博物館(馬車道の近く)にあり、両方見て歩いても20分以内ぐらいで行けました。そして、その説明を読んで、どういう大砲かがわかりました。最初に見た大砲が置いてあった場所は、外国人居留地90番地というスイスの商社シーベル・ブレンワルト商会が営業をしていた場所で、そこで取り扱っていた使わなくなった大砲を(錨に作り変えて)横浜に出入りする船舶業者に販売する為に保管していたのですが、関東大震災の混乱で地中に埋まってしまったと推定されているそうです。「なんだよ!はじめの説明に書いてあったペリーうんぬんってのはなんだったんだ!!」と、その説明に勝手に振り回されたことに若干の怒りを覚えたのでした。
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マンションの右下に大砲が・・・
ペリーと関係があるようなことが書いてあります
開港広場の大砲(左下)
ペリーのことは何も書いてありません
神奈川県立歴史博物館前の大砲
やはりペリーのことは書いてありません