今日は、開館記念日で、普段なら900円の特別展が無料だったり、テッペンにあるドームの中にも入れるということで行って来ました。
特別展は、「陸に上がった海軍」というもので、戦局が悪くなってきて、海軍が陸に上がることを余儀なくされ、その司令部を慶応大学日吉校舎あたりに作ったのだそうで、それに関連する展示でした。日吉に行ったことがある方はなんとなく想像できると思いますが、あの辺りはちょっとした丘になっていますよね、あそこに地下壕を掘っていたそうです。そんなものがあったとは全く知りませんでした。展示品の中には、零戦の部品の一部もあったりして、よくこんな薄い鉄板で空を飛んでたもんだなぁと驚きました。
ドームは年に2回だけ入れるそうで、そのうちの1日ということもあって、結構な人が来ていました。ドームは、外から見ると緑青色と言うのでしょうか、銅が錆びた色なので、「あぁ金属で出来ているんだなぁ」と思っていたのですが、中に入ってみると、木でドームを作っていました。銅は外から貼ってあるんですね。建物自体は、1904年に完成したものだそうですが、ドームは関東大震災で焼けてしまい、今のドームは、50年ほど前に作りなおしたものだそうです。ということで、今回もなかなか貴重なものを見せていただきました。
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