最近、TDKのCMで、Stevie WonderがHigher Groundを演奏しているのが、ちょっと話題になっていますね（こちら←Youtube）。なにが話題かというと、TDKのCMにStevie Wonderが出演するのは30年ぶりだとか。その話を聞いて、当時のことを、いろいろ思い出しました。一時期、TDKのカセットテープには、ケースに挿入する紙（曲目とか書くやつ。アレなんて言いましたっけ・・・）が付録で付いていて、その表面にはCMの1シーンの写真が使われていたのです。Stevie Wonderファンになりたてだった私は、それが欲しくてTDKのカセットテープを買っていたものです（笑） で、そのCMって、もしかしてYoutubeにアップされていたりしないかなぁと思って調べてみたら、あるんですねぇ（こちら←Youtube） 懐かしい・・・（泣） 当時は、こういうアートなCMが多かったですよね。
最近の若い人は、Stevie Wonderもカセットテープも知らないんでしょうね。そしてMDも知らないんだろうなぁ。だいたい、昔はカセットテープやビデオテープなんかの記録メディアのCMをよく見たけど、最近はその類のCMって全く見なくなったもんなぁ ということをいろいろ考えていて、ふと思ったのが、ところで、今回のTDKのCMって、なんのCMなんだっけ・・・？ということ。そして、もう一度、CMを見直してみて、特に商品を宣伝するものではなく、どうやらTDKという企業自体の宣伝CMのようだということに気が付きました。昔は商品が企業イメージにつながったのに、その商品がなかなか消費者の目に触れづらい会社にとっては、こういうCMが必要ということなんでしょうかね。ということで、CMの意味合いの違いから、30年という時の流れをヒシヒシと感じてしまったのでした。でも、Stevie Wonderの歌声は変わりませんね。新曲を出してくれないかなぁ・・・。
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