久しく中華街へ行っていなかったのですが、恋しくなって行ってみました(笑)
その道すがら、どこへ行こうかと、あの店この店、あの料理この料理、いろいろ思い浮かべ、いま一番食べたいのは、海員閣の焼売と炒飯だなぁと思うに至りました。
海員閣は代替わりに合わせてお店を改修中だったので(こちら)、オープンしているかどうかわからなかったのですが、行ってみると行列が出来ていました。ただ、仮オープンの状態のようで、営業時間や作れる料理など、いろいろと制限があるようです。
ということは、並び始めて1時間以上経ってから気がつきました。カウンター席が10席のみということもあるでしょうが、それにしてもお客さんの回転が悪いったらありゃしない。結局、お店に入れるまで1時間40分もかかりましたよ。そこまで並ぶとわかっていたら並ばなかったのですが・・・。並んでいる間、あまりにヒマだったので、スマホを見ていたのですが、電池が切れそうだったので、それも出来なくなり、仕方がないので、ひたすらボーッと道を通る人を観察したり、周りのお店の看板を見たりしていました。すると、「おや?」と思う看板が。
「牛スレ」ってなんだろう?牛すじって書きたかったのでは?「すじ」と「すレ」とを写し間違えるのは、なんとなくわかる気がするけど、「す」と「レ」は平仮名とカタカナの組み合わせで、ヘンだよなぁ・・・。どうすれば、そういう間違えになるんだろう?と、ヒマにまかせて、どうでもいいことをあれこれ考えたりしていました(笑)
まず、席につくと、すぐに焼売が出てきました。これは以前と変わらないタイミングですね。値段も以前と変わらず500円でした。
きっと、多くのお客さんが頼むので、あらかじめいっぱい作ってあるのでしょう。味は以前と変わらず、ニクニクしく、ネットリした感じがいいですね。ただ、アツアツじゃなかったのは残念でした。そして、五目炒飯ですが、こちらも値段は変わらず800円でした。
味は明らかに変わっていました。一口食べると、塩と胡椒の味がガツンときました。別の場所は、逆に味が薄い。お米がダマになっているところがある。つまり、よく混ざっていなくて、味や炒め加減にムラがあるんですね。味自体も、以前は、もっとウマミがあったと思うのですが、それが無くなっていました。お米のパラパラ感も無かったです。見た目は、それほど変わっていないんですけど。代替わりすると、こんなにも味が変わるものなんでしょうか。それとも仮オープンの状態で十分な調理が出来なかったのでしょうか。それとも自分の味覚が変わったのでしょうか。1時間40分並んだのは、以前の味を期待してのことだったのですが、とても残念でした。
支払いのとき、以前は、おばあちゃんが、そろばんで金額を計算してくれたのですが、真新しいレジに変わっていました。「以前、そろばんをはじいていた方はどうされているんですか?」と訊くと、「引退しましたけど、元気ですよ。今日もお店に遊びに来てましたよ」とのこと。良かった良かった。
美味しんぼで、味は良いけど接客が最悪というお店のモデルとして登場したと言われているこちらのお店。接客はよくなり、味も良かったので、いつ行っても行列の出来るお店になっていたと思いますが。この先、どうなるんでしょうかね。
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