ブックオフの100円コーナーにありました。
個人的に、東野圭吾さんと言えば、ガリレオのような推理小説っぽいイメージがあるのですが、この小説は、全く違いました。「新境地?」と思ったら、今のように有名になる前に書いた小説のようですね。時代も、まだ携帯電話が普及する前のようで、「今なら携帯電話があるので、こうはならないよなぁ」と思う場面もあったりします。
内容は、脳の移植手術を受けた主人公に少しずつ変化が現れ、それに伴い、ドナーが誰なのかが知りたくなり、少ない情報を頼りに探し出します。そうこうしている間にも、どんどん変化が現れ・・・。あとは読んでのお楽しみ(笑)
「きっと、これには裏があるに違いない!」と思いながら読んでいくと、裏は無かったりして、そういう点では意外性はありませんでしたが、ストーリー展開はやはり上手だなぁと思いました。それにしても後味の悪い小説だったなぁ(笑)
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