あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

イクラ食べ放題

とりあえず、10月の北海道旅行の話は、今回が最後です。また、しばらく経ったら、11月分の話が始まると思いますが(笑)


今回は秋の北海道旅行ということで、鮭が川を遡上するのを見るのが目的の一つでした。そして、旬のいくらも食べるというのがもう一つの目的でした。
鮭がいっぱい獲れるんだから、特に海岸沿いの街では美味しいイクラが食べられるに違いない!と思って、いろいろ調べたのですが、ちっともヒットしません。
「なんでだろう?」
と考えて思い至ったのが
「地元の人は、わざわざ、そんなところで食べないんだ!」
ということ。
イクラ丼なんて、自分の家で食べるもので、わざわざ店で高いイクラ丼を食べるのなんて観光客だけだ」
なんて思っているに違いない!需要がないから、お店が無いんだな。(勝手な想像です)
想像とはいえ、ひとたび、そう思ってしまうと、なんだか店で食べることがバカらしいような気がしてきてしまいます(個人の感想です)。
「こうなったら、自分でイクラを作るぞ!」
と決めて、必要なものを調べてみました。調味料以外に必要そうなのは、ボウル、あみ、計量スプーン、計量カップ、温度計、保存容器、さいばしあたり。
「意外と多いなぁ・・・」
家から持って行くのもなんだかなぁ・・・。どれも100均で売っていそうなので北海道で調達するかな。ただ、大量のお湯が必要なのですが、それをどうやって調達するかが最大の問題でした。ホテルにはたいていポットが置いてあるけど、そんなに大容量じゃないしなぁ。
「とりあえず北海道へ行ってから考えるか」
ということにし、まずは生筋子が売っているか、いろんなスーパーで見て来ました。

 

フードD365千歳食彩館

 

ぴあざフクハラ札内店

 

イオン旭川駅前店

 

道の駅サーモンパーク千歳

 

「さすが北海道!どこでも売っている!!」
結局、ホテルで作るには、ポットが小さいことと、よくよく考えると、いくら100円とはいえ、これだけのものを揃えるぐらいなら、素直にイクラを買ったほうが安いのではないか?ということに気が付いてしまい、北海道で調理するのはあきらめました。
「ならば、生筋子を買って帰るか」
とも考えましたが、発泡スチロールは100均で調達できますが、冷えた保冷剤はどこにも売ってなさそうです。
「ダメか・・・」
ということで、あきらめることにしました。
ということで、横浜に戻ってきたのですが、せっかく、いろいろ調べたのに、それを試せないことが悔しくて(笑)
「ダメ元で近所のスーパーを見てみるか」
と、いつも行くOKストアーへ行ってみました。

 

「あるじゃん!」
しかも、北海道のスーパーとさほど値段は変わらないような。粒は小ぶりなような気がしますが。
ということで、試しに200gのものを購入しました。

なぜ200gのものを選んだかというと、一緒に売っていた醤油漬けのタレが、200g用のものだったので。そうです!今回は失敗しないために、タレは市販のものを使うことにしました。

 

袋にもしっかり書いてありますが、生筋子にはアニキサスがいることがあるので、よく見て取り除くか、死滅させる必要があります。

調べてみると、死滅させる方法として、イクラにした後に冷凍するか、生筋子を60~70℃のお湯に1分以上つけると書いてありました。私が見たYoutubeでは、60~70℃のお湯に生筋子を入れると、アニキサスを死滅させることができるほか、イクラをほぐし易くなって一石二鳥だとのことなので、その方法を採用しました。


お湯は海水と同じ塩分濃度にする必要があるというのは、どの説明にも必ず書いてあります。でも、3%の塩って、お湯に入れても溶け切らないんだけど、どういうことだろう?と思いながらも書いてあるとおりにやり続けるしかないです。

 

筋子をパックから取り出し

 

お湯の中に投入し、かきまぜ

 

卵がホロホロととれていって、最後に皮だけが残りました


あとは、イクラにくっついた膜をひたすら取り除いていきます。この作業が結構手間でした。
その後も、何度も水で洗うのですが、何回洗っても白い膜のようなものが出てきます。これはタンパク質だそうですので、適当なところで、あきらめたほうが良さそうです。その作業をあきらめたところで、軽く塩をふって、スプーンで軽く混ぜていき、最後に、それも水で洗い流します。

これで下処理は終了。
あとは、タレに一晩漬けます。


一晩漬けると、イクラらしくなっていました。

旨い!
調子に乗って、翌週も作りました(笑)
今回は、タレも自分で作りました。一般的なタレの作り方はとても簡単で、酒とみりんと醤油を1:1:1の割合で混ぜるだけです。最初、酒とみりんを沸騰させてアルコールを飛ばし、あとから醤油を加えます。Youtubeなんかを見ていると、それに昆布をひたしていました。ほかに砂糖を入れている方も。このあたりが家庭ごとに個性のでるところなのかもしれませんね。

イクラは冷凍にすると、日持ちするし、アニキサスを死滅できるので、これも一石二鳥。
後日、北海道物産展で、100gが2千円以上するイクラを見て
「ふふふ オレなんて800円ぐらいだぜ」
と、喜んだのでした。
「あぁ、こういう優越感というか、お得感を北海道の方は感じてるのかもなぁ」
と、その時、理解できました。(個人的な感想です)
新鮮だからかわかりませんが、けっこうプチプチとした弾力が強く、美味しいですよ!
面倒な方用に、こういうものも売っています。

お店の方に聞いたら、生筋子からこぼれたイクラを集めたものだそうです。値段は生筋子と変わりません。味付けとアニキサス対策は必要です。


こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!