あれこれと

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サンダーランドVSマンチェスターユナイテッドを観ました

現在、スカパーが10日間無料ということで、有難くサンダーランドvsマンチェスターユナイテッドの試合を観させていただきました。

最近、国内のメディアで大きく取り上げられているのが、香川選手がほとんど出場機会を与えられていないことと、それに関連して(いるかのように)、開幕から調子が上がらないマンUを指揮するモイーズ監督の采配についてですね。

今回の試合も香川選手はベンチ入りしたものの、結局、ウォームアップすることもなくベンチに座り続けたまま試合が終わってしまいました。

そして香川選手と同じポジションに入った18歳のヤヌザイの活躍でマンUは勝利しました。

結果から見ると、モイーズ監督の采配が当たったことになりますし、ヤヌザイがとてもテクニックがある選手だということもよくわかりましたが(ただ、相手のサンダーランドのプレスが相当甘かったということも忘れてはいけませんが)、それでもなんだかなぁと思ってしまいます(やはり日本人なので)。

昨シーズンまでは、もう少し多彩な攻撃が見られたような気がします。もちろんサイドからボールを放り込んで、それに合わせるという攻めもありましたが、それは、今のようにフォワードから見ると後ろから来るボールに合わせるようなボールではなく、ナニやヤングやバレンシア、時にはエブラやラファエルがゴールラインぎりぎりまで攻め上がり、そこから、ややマイナス気味のクロスを上げる場面が多かったように思います。また、サイドだけではなく、トップ下やボランチの選手から前線へのスルーパスによる縦の崩しや、ゴールエリア付近での細かいワンタッチプレーというのも多く見られました。今は、とにかく早めにボールを相手陣内に蹴りこみ、ルーズボールを拾ったら、即シュートとか、とにかくドリブルで前線に攻め上がれるところまで攻め上がり、相手との競り合いでこぼれたルーズボールを拾ったら、即シュートみたいな・・・。周りのフォローも少ないし、サイドバックが奥深くまで攻め込むことも少ないのは、相手の速攻に備えてということなのでしょうか。とにかく戦略というか、下手な鉄砲数打ちゃ当たるみたいな戦法になっているように思います。このような戦い方だと、シュートを打つ機会が多いのはトップ下の選手になり、ファンペルシーやルーニーがシュートを打つ回数がかなり減っているような気がしますが、気のせいでしょうか・・・。

日本のメディアは香川選手を使わないモイーズ監督を批判する風潮が強いですが、ただ、このような戦い方をモイーズ監督が好むことはある程度予想していたわけだし、モイーズ監督としても、そういう自分をマンUが引き抜いたからには、そのポリシーを曲げるようなことはしないでしょう。となると、香川選手が出場するためには、今のプレースタイルを変えて、ナニやバレンシアのように猪突猛進タイプの選手になるか(でも香川選手には香川選手の良さがあるので、それを封印するというのももったいないですが・・・)、ライバルの選手がケガをするのを待つか、または監督が代わるのを待つしかないように思います。

日本人としては、調子が悪いから香川選手を使わないということであれば、まだ納得は行くけど、そもそも試合に出さないということにイライラしますが、もうこれは監督の戦術に合わないのだから仕方がないと思うしかないですね。

すでに1月の移籍が噂され始めていますが、1月まで今の状態が続くようであれば、「監督が変わって戦術が変わったのだから仕方がない」と割り切って、香川選手のプレースタイルを求めている他のクラブへ本当に移って貰いたいなぁと思います。