昔、兄が仙台に住んでいて、帰省の際、お土産に買ってきてくれたのが萩の月との出会いでした。もうあれから30年は経っていますが、変わらず美味しく感じるというのが萩の月のすごいところです。しかし、よくよく考えると、出会ってから30年と言っても、その間、ずっと食べ続けていたわけではなく、多くて1年に1回程度しか食べる機会がなかったというのが良かったのかもしれませんね。
ちょっと地方で売れたと話題になると、調子に乗って都心に店を出し、初めのうちは調子がいいけど、だんだん飽きられて、店をたたむこととなり、さらには地元の店舗までソッポを向かれてしまうというパターンが多い中、菓匠三全は、東北地方に腰を据え、他地方には店舗を広げず、地道に販売を続けて来ているのが飽きられない理由の一つなのかもしれませんね。もちろん味の良さが不可欠ではありますが。
先日、横浜タカシマヤで、東北物産展があったので、萩の月を目当てに行って来ました。最も小さい5個入り735円を購入しました。模倣品はいっぱいあるけど、やはり本家には全然かないませんね。美味い!
菓匠三全のホームページはこちら
