今日は、久しぶりに、雲のない週末になったので、夕方にみなとみらい地区に写真を撮りに行って来ました。本当は夕暮れ時に間に合うように行こうと思っていたのですが、ちょっと家を出るのが遅くなり、大桟橋の近くに着いた頃にはもう暗くなり始めてしまっていたので、目的の大桟橋のちょっと手前で慌てて三脚を立てて、「よし撮るぞ！」とカメラを構えました。すると、
「すみませ～ん、写真撮ってもらっていいですか！」
と声をかけてくる中学生ぐらいの女の子が二人。「いや、オジサン、こう見えて結構慌ててるんだけどね・・・。仕方ないなぁ」と、写真を撮ってあげようと思ったら、スマホを手渡されました。
「あぁ、ちょっとスマホの使い方わからないんで、ごめんね。ガラケーなんで」
と言って、その場を去ろうとしたら
「ここ押すだけですから」
と、相手も引き下がらず、
「えぇと、どこ押せばいいのかな。あっ！ちょっと間違えて違うとこ押しちゃった・・・。もう一度教えて！」
と、スマホの使い方をレクチャーして貰い、カシャリ！と撮りました。
「ちょっと、見て貰っていい？なんか上手く撮れなかったみたい」
と言って見て貰ったら、明らかに不満そうな様子だったので、なんだか申し訳なくなって
「もう一枚撮りますよ」
と言って、もう一度カシャリ！結局、一枚目とあまり変わらない写真でしたが、相手も「頼む相手を間違えた」と気付いたのか、
「ありがとうございました」
と言って去って行きました。「あぁ、なんかいいことしたはずなのに、悪いことしたような気分なのは、なんでなんだ・・・」と思いながら、気を取り直して自分のカメラに向かうと、
「すみませ～ん、写真撮ってもらっていいですか？」
と、声をかけてきたOL風の女性が二人。「えぇ、なんで今日に限って」と思いながら、
「はいはい、いいですよ」
と言ってしまう自分って・・・。
「あの辺りの景色が入るように撮って下さい」と細かい注文までされ、その通りの構図で「はい、チーズ」と写真を撮りました。
「ちょっと見て貰っていいですか。あんまり上手く撮れなかったんですけど」
とデジカメを手渡すと、
「あ、ホントだ」
という一言。「いや、半分は謙遜で言ってるんですけど。それはデジカメの性能のせいでしょ！」と言いたかったけど、その言葉は飲み込みました。すると、
「じゃぁ、携帯で撮って下さい！」
と、携帯を手渡されました。
「はいはい、じゃぁ、撮りますよ！ハイ、チーズ！」
と撮って、またそれを渡すと、またまた眉間に皺を寄せて、明らかにご不満な様子。
「じゃぁ、こっちのデジカメで撮って下さい」
と、もう一人のデジカメを渡されました。それで２回撮って、ようやく
「私達はあまりよく写ってないけど、景色はきれいに撮れてるからいいか」
と、渋々とではあるけど納得して貰えたようです。
そんなことをしている間に、辺りはすっかり暗くなってしまっていました。「あぁ、結局、自分が撮ろうと思っていた写真が撮れなかった・・・」とガッカリしながら、一応、そこでカシャリ！それから桜木町方面まで行って写真を撮って来ました。
ごついカメラを持って歩いていると、写真を撮って下さいと頼まれることがよくあるのですが、ごついカメラを持っているから写真が上手いかというと決してそんなことはないので注意しましょう！と言いたい！！
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