またまた、またまた職場の同僚にいただいたものです。ありがとうごさいます!
解説を読むと、「このミステリーがすごい!大賞」出身作家による短編アンソロジーで、10分以内に読めることをコンセプトとしたショート・ショートとのことです。
29名の作家が作品を提供していますが、その中で、私が読んだことがある作家は、チームバチスタシリーズの海堂尊さんだけでした。いかに本を読んでいないか・・・。
この中で、上甲宣之さんの「防犯心理テスト」という作品は、ちょっと変わった出だしで始まり、いつの間にか小説に引き込まれているという小説で面白かったです。そのほかに面白かったのは、増田俊也さんの「恋のブランド」という作品で、これは老人が若くてブランド好きの妻のために、ヴィトンやらコーチやらの模様の錦鯉を作り出すという話で、何やら謎めいた話の展開に、最後にはものすごいクライマックスが待っているのだろうと思いながら読み進めて行った最後のオチの肩透かしぶりに思わず笑ってしまいました。
また、この本では、各作家の受賞暦などのプロフィールが簡単に紹介してあるのですが、その中で、水田美意子さんのプロフィールを見ると、
1992年生まれと書いてあり
「おっ、若いなぁ。まだ22歳か」
2006年デビュー
「んっ?14歳でデビューってこと!」
とビックリしました。あとでネットで調べると、12歳のときに応募した「殺人ピエロの孤島同窓会」が、このミステリーがすごい!大賞の特別奨励賞を受賞したそうです。う~む、世の中にはすごいヒトがいるもんだなぁ。
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