中華街を案内するときに、この駅から来た人に、「いやぁ、駅から遠くてまいったよ!」と言われたことがあります。
私自身は、ほとんどこの駅を利用したことがないのですが、ちょうど、このルートに沿って歩く用事があったので、中華街側から元町方面に歩いてみました。
駅名には「中華街」の文字が含まれていますが、中華街の入口に近い朝陽門付近の入口から改札まで約200mありました。中華街に行くのに間違えて元町に近い側の改札から出てしまうと、約400m歩かないといけないので、遠く感じるのも無理ありません。そして元町側の改札近くまで行くと、エスカレータがありました。「はて?上に何かあるのかなぁ?」と思って、ずんずん上がって行きました。すると、なんとアメリカ山と呼ばれる公園に出ました。アメリカ山は、外国人墓地の隣にある公園です。ここへ来たのは初めてでしたが、その近くにある港の見える丘公園には、たまに行くことがあり、そこはちょっとした高台にあり、いつもかなり急勾配の坂道を息も絶え絶えに登らないといけないのでした。「なんと、こんな便利なものがあったとは!」と遅ればせながら感動してしまいました。余談ですが、ここにも真冬に咲いているラベンダーがありました。
あとで調べてみたら、アメリカ山公園は全国初の立体都市公園なのだそうです(それがなんなのか意味がわかりませんが・・・)。そして、この駅名も、どうやら元町と中華街との間ですったもんだがあったようで、元町と中華街の間に「・」がつくことになったそうな。さらに、もうひとつの観光地である山下公園も駅名に入れたいねということで、正式名称は、実は、「元町・中華街(山下公園)駅」なのだそうです。
というオトナの事情がふんだんに盛り込まれた駅だということで、なんだかヘンテコリンな駅になっている理由がわかったような気がしました。
こちらのホームページもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!
中華街側の入口付近
長~い通路
中華街側の改札付近
元町側の入口
アメリカ山公園にある駅入口
季節はずれのラベンダー(奥にマリンタワー)
港の見える丘公園へ行くための急坂