あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

福島(大阪)のパン屋「PARIS-h」

久しぶりに大阪へ行ったのですが、昼ごはんを食べるには早すぎたので、「パン屋さんに寄ってみるか」と、大阪駅から近いパン屋さんを探して行ってみました。すると、行列が・・・。しばらくおとなしく並んでいましたが、これまで100店以上のパン屋さんに行って、こんなに並んだ経験がなかったので、「何かの間違いじゃないの?」と疑い始め、ひとたびそう思うと「そうに違いない!」という思いが強くなり、「ちょっと中の様子見てきますので。ここに戻ってきますので!」と、後ろに並んでいる人にことわってから、店の中を見に行って来ました。店内にいる店員さんは忙しそうだったので、近くにいたお客さんに、「これって、中で食べる人の行列でしょうかね?」と訊いたら、「中に食べるところはないですよ。パンを買う人の行列です」とのこと。結局、また列に戻り、合計1時間並びました・・・。

自分が買う番になって、なんとなく時間がかかる理由がわかったような気がしました。一番の理由は、パンの種類が多く、その大部分は見たことがないようなパンばかりで、どのパンを買おうか選ぶのに時間がかかるのです。私は、わりと即決するほうですが、そんな私でも、かなり迷いました。見た目では味の想像がつかないので、そのパンの説明を読んでいるうちに、どんどん時間が経ってしまうのです。それから、パンは自分で取るのではなく、ケーキのようにオーダーする方式なのですが、それに対応する店員さんが少なく、さらに、お客さんはパンに関する質問をしながらオーダーするので、そこでまた時間がかかるようです。さらに、ここのお客さんは、まとめ買いして行く人が多いようで、それを丁寧に袋に入れていくので、どうしても時間がかかってしまうようです。それにしても、1時間というのは・・・。

私が買ったのは、セーグル ノワ レザン(390円)、フランボワズィエ(240円)、いんうつなバナナ(260円)、牛ホホ肉の赤ワイン煮のタルティーヌ(360円)、ブレッサンヌ(240円)、花美(290円)です。注文するときも、たいへんというか、ちょっぴり恥ずかしいというか、「いんうつなバナナを1つ」とか、ちょっとヘラヘラ笑いながら注文しちゃいましたよ。価格は外税ですので、けっこう高いですよね。でも、なぜか500円割り引いてくれていたので、そう思うと、わりと安いのかなぁと思います。

味は、さすがに食べログで全国500位以内(パン部門では全国4位)に入っているお店だけあって、本格的です。牛ホホ肉なんて、パンにのせなくても、それだけで商売できるでしょ!という美味しさでした。パン生地自体も美味しいですね。ブレッサンヌ(ブリオッシュ生地にサワークリームと砂糖をのせたパン)は、フワフワかつモッチリして、きっとパンに何ものっかっていなくても美味しいと思います。花美(いちご風味の生地にドライいちご、クランベリーフロマージュブランにあわせて巻き込んだパン)は、ほど良い酸味とチーズの風味があいまって、さらにパンのサクサク感とチーズのネットリ感があいまって、複雑だけど独特の美味しさがありました。どうやったら、こんなパンを作ろうと思いつくんでしょうかねぇ。

どのパンにも強いこだわりが感じられ、その味を追求するあまり、その味が好きな人は大好き、だけど万人受けはしないという味になっていると思います。ということで、どこかに自分好みのパンが紛れていて、そのパンを見つけることができたとき、それは、この店でしか食べることができない一品になるんじゃないかなぁと思いました。

 

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パリアッシュ


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