先日、親戚が他界しました。私から見ると、かなり遠い親戚でしたが、たまたまご近所に住んでいたことから、旅行に行けばお土産のやり取りをしたり、健康を害してからは、病院への送り迎えなどをしたりと、遠くに住む親戚よりも身近な存在だったと思います。そういうご縁もあって、葬儀の準備をすることになりました。
葬儀の準備なんて初めてのことでしたが、基本的には、葬儀屋が示すいくつかのプランの中から選択をしていくというスタイルで、まぁ、言われるがままという感じです。
私が一番驚いたのは、告別式の後、初七日、四十九日、新盆まで済ませてしまう手際の良さというかなんと言うか・・・。あとで調べてみたら、告別式の後、初七日の法要まで済ませてしまうのは一般的だそうです。さすがに、四十九日まで済ませてしまう場合は少ないかもしれませんが、今回は、告別式の後、納骨まで済ませてしまったので、成仏されたということなんでしょうかね。このあたりも葬儀屋に言われるがままでした。さらに、時節柄、新盆まで一緒にしてしまいましょうと言われましたが、結局、それが執り行われたのかどうかよくわかりませんでした。というぐらい、何度も何度もお経をあげて貰ったので、どれがなんのためのお経かわけがわからなくなりました・・・。
このように一日でまとめて法事を済ませてしまうというのは、遠いところから集まる親戚や葬儀屋、お坊さんには、時間と経費が節約できて、とても都合が良いのですが(しかも、お経をあげる都度、その分のお金は貰える)、誰のための法要かということを考えたときに、「本当にこれでいいのだろうか?」という気はしますね。穏やかな方だったので、「いいのよ」と許してくれると思いますが。
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