あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

池井戸潤さんの「下町ロケット」を読みました

ドラマで見た方も多いのではないかと思います。私は、ある一場面だけ、たまたま観た程度ですが、「面白そうだなぁ」と印象に残っていました。ということで、遅ればせながら小説を読んでみました。

阿部寛さんは、主人公だというのはわかりましたが、吉川晃司さんは、どの役を演じていたのだろう?などと、ほんの少しだけ観たドラマのことを思い出しながら読み進めました。

もともと優秀な技術者だった主人公が、家業を継ぎ、様々な嫌がらせに遭い、経営者として自分の夢を諦めるべきか悩みながら、それらに対し、周りのスタッフなどに助けられながら解決して行くという内容です。一言で書いてしまうと、そういうことなのですが、もともとイマイチ信用できなかった部下が、実は会社へのアツい思いを抱いていることがわかってきたり、はじめの印象は最悪だったけど、だんだん味方になって行く展開などは、ドラゴンボール的で面白かったです。

実際に、下町には、なかなか大手メーカでは大量発注を見込めないので手をつけないような特殊な仕様の製品を作っていたりして、その分野では右に出る者はいないという技術力のある会社があります。そういう会社の方の話は、とても面白く、たとえば、近隣の某国では、その会社の製品を買って、それらを分解してマネしようとするのだそうですが、同じ品質の製品は作れないのだそうです。いろいろなところにノウハウが詰まっているんでしょうね。池井戸さんも、そんな会社の取材をしたのだろうか。面白い小説でした。

 

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