ブックオフの100円コーナーにあったので購入しました。最近、このパターンばかり(笑)
この小説が映画化されたのは、私でも知ってます。主演が福山雅治さんということも。映画は観ていませんが、主人公=福山さんとイメージしながら読んでみると、たしかに良いキャスティングだなぁと思います。
主人公は、大手建設会社に勤めるエリートサラリーマンです。ある日、思いも寄らないところから一報を受けて、そこから大きく人生が変わっていくという内容です。それ以上書くとネタバレになってしまいそうですので、読んでいない方は、「なんのこっちゃ」と思われるでしょうが・・・。
ストーリーは、とても良くできていて、映画化されることもうなずけます。全体的に平易な表現で描かれていて読みやすく、夏目漱石だったら、その心理描写を4倍ぐらいのボリュームで表現しそうなところですが(笑)、わりとアッサリと書いているため、読み手の年齢によって受け取り方も変わってくるんじゃないかなぁと思いました。
私は基本的に通勤の帰りの電車でしか本を読まないのですが、小説の最後のほうでは、あやうく涙がこぼれそうになり、慌てて本を閉じ、家に帰ってから残りを読みました(笑)
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