あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

池井戸潤さんの「シャイロックの子供たち」を読みました


どこかで聞いたことがある題名だなぁと思ったら、今年、映画が上映されていたんですね。阿部サダヲさんが主演で、上戸彩さん、玉森裕太さん、柳葉敏郎さん、杉本哲太さんなどが出演されていたそうです。映画は観ていませんが、なんとなく、この役は、この方かなぁという想像がつきます。


「あれ?短編集かな?」
と思って読んでいると、先ほど主人公だった人が、次の話では関係者として登場したり、どの話も同じ職場(銀行)が舞台だということがだんだんわかってきます。そして、ただの短編集ではないことが、だんだんとわかっていくという仕掛けになっています。
ところで、シャイロックってなんだろう?と思って調べてみると、シェイクスピアの「ベニスの商人」の中に登場する強欲な金貸しだそうです。ベニスの商人がどういう話か知らないのですが、この小説では、年齢が上の人ほど、その銀行の古くからの慣習にすっかり染まってしまい、私利私欲のために弱者を踏みつけ、若い人が正論を言っても耳を貸さない悪者として描かれています。時代は変わっても、そういう構図はたぶん変わらないんだろうなぁという気がします。気を付けねば(笑)


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