あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

MUSIC LIFE「QUEEN」を買いました

映画「ボヘミアンラプソディ」を観るまでに、少し時間があったので、近くの本屋に行って、たまたま見つけたので買いました(笑)

 

映画を観終わってから読んだのですが、こちらの本のほうが面白かったような・・・。

音楽雑誌MUSIC LIFEでは、まだ人気が出る前からクイーンのインタビューをしていて、それらの写真や記事を集めて載せたようなものがメインで、それぞれの時代に、彼らが何を考えていたかということがわかって面白いです。

私なんか、2枚目のアルバム「QueenⅡ」は、てっきりコンセプトアルバムだと思っていたのですが、実は、たまたま、そんなふうに仕上がったということのようですし、7枚目のアルバム「Jazz」については、メンバー自らが嫌いなアルバムだと言っちゃったりして興味深かったです。たしかに、Jazzは、それまでにあった実験的な要素のある曲が減って(1曲目のMustaphaは別として)、シングルを意識しているのかな?と思うような曲が多いような気はしますね。この頃から、だんだん、フレディーの曲が減って、ジョン・ディーコンとロジャー・テイラーの曲が増えてきたこととも関係があるような気もします。そういう点では、1989年に発表されたアルバム「The Miracle」の出だしの2曲は、昔のアルバム曲を彷彿とさせるつながりがあって、初めて聴いた時に、「おぉ!これぞクイーンだ!!」と思ったのを覚えています。それから、Hot Spaceのジャケットはフレディーが描いたということも書いてありました。音楽の才能だけではないんですね。オソルベシ!

特に、面白かったのが、「クイーンに最も近い日本人、宇都宮カズ氏に訊く」と「今だから語り尽くしたい 我が青春のクイーン」という記事で、どちらも、クイーンに直接会って話をした方の話が紹介されています。前者は、すっかり表舞台から姿を消したジョン・ディーコンの近況について触れています。マイケル・ジャクソンが亡くなったときに、突然、facebookで連絡が来たとのこと。外見は頭が薄くなって、ちょっと太ったそうです。それから、特にジョン・ディーコンとロジャー・テイラーと仲が良かったんだけど、ある日、フレディー・マーキュリーから「君はロジャーとジョンと仲がいいけど、僕も怖くはないんだよ」と言われたそうで、それ以来、時々、飲むようになったということが書いてありました。映画でも、フレディーのそんな一面が描かれていましたね。それから、映画では超エゴイストのように描かれていたフレディーですが、実は、ものすごい気を遣う人で、他の3人をくっつけるのも彼だったということが書かれています。後者は、映画について、いろいろ話をされています。ファンならツッコミどころがいっぱいあると言われていますが、私も、映画を観ていて、「あれ?なんか時系列がおかしいよなぁ?」と思っていました。ただ、それは、明らかにおかしかったので、とてもミスとは思えません。そこで思ったのは、敢えて、「事実とは違うんですよ」というメッセージをわかり易く入れておくことで、この映画が半分はフィクションだということを伝えているのではないかと。観た人は、映画で描かれていることが全て真実だと信じちゃうかもしれませんからね。

ということで、私自身、初めて聞く話が多くて面白かったです。クイーンファンは買って損はないと思いますよ。

 

さすが日本通!こんな字を書く日本人 いそうですよね(笑)

 

【追記】

そう言えば書こうと思っていて忘れていました・・・。

・今日(11月11日)は、NHK-FMで「クイーン三昧」という番組をやってます

・次の土曜日(11月17日)には、NHKのSONGSでクイーンが取り上げられます

 

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