先日、NHKのBS放送「洋楽倶楽部」で、カーペンターズが特集されているのを観ました。何を隠そう、私が初めて自分のお小遣いで買ったアルバムがカーペンターズでした。
それはカレンが拒食症を原因とする心臓発作で亡くなったことがニュースで伝えられるとともに、カーペンターズの曲が流れるのを聴き、「この曲、聴いたことがあるなぁ」「いい曲だなぁ」と思ったのがきっかけでした。
それにしても、どうして今、カーペンターズが特集されているんだろうと思って調べてみたら、デビューからちょうど50年なんですね。カレンが32歳で亡くなったのが、1983年ですから、活動期間はたったの14年だったのかと思うと、ちょっと驚きです。
さらに、代表曲のClose to youはカレンが10代の時、Yesterday once moreやTop of the worldは20代前半の曲だというのも驚きです。その年齢で、こんなにシットリと歌っていたとは・・・。10代から、あの低音の美しいビブラートが身についていたんですね。
長い間、聴いている間に、いつの間にかカレンがこれらの曲を歌っていた頃の年齢をとっくに越えてしまいましたが、いつ聴いても、年上の人が歌っているように聞こえるのも不思議です(笑)
カーペンターズは戦略的に清潔感のある「いい子ちゃん」というイメージで売り出されたとのことで、それについてリチャードが「失敗だった」と番組で言っていました。母国での評価はわかりませんが、少なくとも、日本では、そういうところも受け入れられる要因となったんじゃないかなぁなんて思います。たとえるならNHKの番組みたいな。子供から大人まで安心して聴いていられますよね。
今後もNHKのSONGSで取り上げられるようですし、昨年のクイーンに続き、カーペンターズブームが到来するのでしょうかね。
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