あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

堀川アサコさんの「幻想郵便局」を読みました

 

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ブックオフの100円コーナーで、適当に手に取った本を読むことが多く、こちらも、そうでした。

就職浪人中の女の子が、郵便局のアルバイトをすることになりますが、それが不思議な郵便局で、なんと現世とあの世とを結ぶ場所にあり、これから天国へ行く人や成仏できずにいる人とのやり取りがユーモラスに描かれています。こういう不思議な本を読むと、いつも安部公房さんの「砂の女」を思い出します。自分が20歳の頃に読んだので、そこに作家が意図したことを読み取ることも出来ませんでしたが、なんとなく、「こういう本は、とにかく、その世界に入り込むと面白い」というコツのようなものを感じた本でした。幻想郵便局も、いろいろとツッコミを入れたくなる部分はありますが、「そういう世界のことなんだから」という気持ちで読むと面白く読めます。悲しいことも明るく描かれていて、読み終えると、温かい気持ちになる本でした。

 

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