私が行くブックオフには、売れ筋の本を置く棚があり、そこに置いてある本を買うことが多く、この小説も、そんな1冊です。
調べてみると、映画化されているんですね。どうやら、映画化されているため認知度が高い本が並べられているということのようですね。
内容は、入社して日が浅い主人公は、朝晩関係なく仕事に追われまくり、それでも、なかなか仕事がうまく行かず、ノイローゼ気味になっているところに、友人が現れ、気持ちが少しずつ変化していくという話です。
本を読んでいると、その場面が映像として頭に浮かんでくるような内容なので、映画化されるというのも頷けます。一方で、テーマとしては重いのですが、筆致が軽い感じがし(敢えてそうしているのかもしれませんが)、サラリと読み終わってしまい、心に残る部分が少ないような気もしました。
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