あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

コンクリートラスク

以前、「ハルさんの休日」という番組で、函館のカフェが紹介されていました。とても歴史のある建物をリノベーションして使っているカフェとのこと。函館へ行くと、そのカフェの前を毎回通っていたのですが、ちっとも気が付きませんでした。ただ、老朽化のために2023年でお店を閉め、解体するとのことで「行ってみたかったなぁ」と、あきらめていました。が、急きょ、函館へ行くことになり、「まだ間に合うかも」と調べてみると、一ヵ月前に閉店していました。残念・・・。その番組で、もう一つ紹介されていたのが、「コンクリートラスク」です。以前、こちらのブログにも書きましたが、函館には日本で最も古いコンクリート柱が建っていたり(こちら)、歴史のあるコンクリート建造物が多いのです。開港が早く、火事も多かったことから、古くからコンクリートが使われてきたということのようですね。
ということで、そのカフェ「Cafe & Deli Marusen」と函館湾岸価値創造プロジェクト「GRHABIP」が協力して、コンクリートラスクを開発したのだそうです。
その強度は、0.74N/mm2とのこと。
アンカーボルトの引き抜き強度なんかを計算するとき、コンクリートの強度がよくわからない時は、18N/mm2を前提とすることが多いのですが、だいたいその1/20程度の硬さということになります。よくわからないですが(笑) 相当に硬そうではあります。
「一度、食べてみたい!」
と思うじゃないですか!
問題は、それが売っているカフェが閉店してしまったということ。
ほかにどこかで売っていないか、ネットでいろいろ調べたところ、もしかしたら、七飯町の道の駅「なないろ・ななえ」で売っているかもしれないとのことで行ってみました。


「無い・・・」
店内を2周したのですが見つからず、あきらめて帰ろうかと思い、外に出ると、じゃがいものオブジェがありました。

 


「とりあえず入ってみるか」
と、こちらの「男爵ラウンジ」に入ってみました。

 


「あっ!あった!!」
いや~、あやうく諦めて帰るところだった。良かった良かった。
原料は以下だそうです。
粗骨材として、もち米、大麦、黒米、そば、とうもろこし、はと麦、小豆、黒豆
細骨材として、白ごま、黒ごま、発芽玄米、もちあわ、もちきび、アマランサス
セメントとして、ホワイトソルガム

 


家に帰ってから食べてみましたが、この硬さは、危険です!特に私のようにセラミックの差し歯を使っている方は、それが割れるのを覚悟しないといけないかもしれません。私は
「こりゃ、無理だ」
と、アッサリと負けを認め、飴のように口の中でふやけさせてから食べました。
ちなみに、そのカフェが入っていた「ニチロビル」ですが、翌朝、ジョギングがてら見に行って来ました。

 

 

すでに解体が始まっていました。

 

コンクリートラスクの袋の中に、こんなものが入っていました。

 

コンクリートマニア(という方がいるかわかりませんが)は全部集めたくなるかもしれませんね。


こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!