以前、ブラタモリで函館が取り上げられた時に紹介されていました。仕事柄、コンクリート柱(コン柱)とは無縁でもないので一度見てみたいなぁと思っていました。
場所は赤レンガ倉庫群の近くにあります(Google Mapはこちら)。
「お~、これかぁ」
と、なんとなく感動してパシャパシャ写真を撮りまくっていたのですが、実は、その角を曲がった先にもう1本電柱があり、そちらが最古のもので、さきほど写真に撮っていたものは平成に入ってから復元されたものでした(笑)
あまり見ることがない角柱です。角を面取りしているのは野菜の煮崩れを防ぐのと同じような効果を狙ったものなのでしょうかね。
よく見ると、ボルトか何かの痕跡があります。何に使っていたのかなぁ。基礎部分は何メートルぐらいあるのだろう?気になりますネットで調べましたがもわかりませんでした。
足場用のボルトでしょうかね。さすがにクラックが入っています。ただ、平成に入ってから作ったものと比べると、古い方がヒビが少ないですね。まだまだ頑丈そうです。
こちらは平成に作られた電柱
今のコン柱は工場で作ったものを運んできて建てますが、こちらは現場打ち(その場で型枠を作りコンクリートを流し込んで作るもの)だそうです。重量は、今のコン柱が約1トンに対し、こちらは約4.5トンだそうです。
来年で100年を迎えるようですが、まだまだ現役で行けそうですね。
こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!