以前、「おにぎりあたためますか」という北海道のローカル番組で取り上げられていたお店です。その年に番組で訪れた札幌のお店をランキング形式で紹介していたのですが、こちらのお店は、9位でした。
「そんなに美味しいんだろうか?」
と、若干の期待をしながら行ってみました。「若干の」というのは、自分の中では、帯広の「はげ天」が最も美味しいお店であって、どんなに評価が高いお店でも、おそらく、はげ天以上に自分の好みに合うお店はないだろうと思っているので。ただ、帯広へは、札幌以上に、そうちょくちょくと行ける場所ではないので、札幌で美味しい豚丼が食べられるといいなぁと思っていました。
開店時間ピッタリを狙って行ったのですが、この日は、この冬、はじめての本格的な雪が降った後だったため、路面の状態が悪く12時近くになってしまいました。
「行列ができているかなぁ」
と思っていたのですが、意外にもすいていました。
店内はそれほど広くはなく、カウンター席と座敷席があり、座敷席のほうへ案内されました。メニューはとてもシンプルで、豚丼のほかには、ライス、なめこ椀、おつまみ(なめこおろし、豚丼の具、ほうれんそう、漬物)のみです。もともとは天ぷら屋さんだったようですが、今は、天ぷらはメニューにないようです。
上豚丼を注文しました(1600円)。
見た目からして、帯広の豚丼とは違った食べ物のようです。使っている肉も違うし、味付けも違います。肉は薄く、味は濃く、こちらの豚丼のほうがB級グルメ感が強いです。やはり帯広へ行かないと、あの味は食べられないのか・・・。
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