昨年、ライブに行った時に、会場の音響があまりよくなかった点だけが残念で、「クラシックなどを演奏するホールで聴きたいなぁ」とブログに書きましたが(こちら)、なんと今回、まさに、そのとおり、東京オペラシティ コンサートホールでライブが開催されることになりました。しかも、昨年の夏頃に活動をお休みされてから久しぶりのライブということで、「これは行かなければ!」と思い、何度か応募を試みたのですが、1日限りのライブかつ会場もそれほど大きくないとあって、かなりの倍率だったのでしょうね。全て外れてしまいました。ということで、映画館で行われるライブビューイングに行って来ました。
ライブビューイングというのが初めてで、まず3,800円という価格が高いのか安いのかがよくわかりません。ライブへ行くよりはずっと安いけど、映画に比べると高いなぁと。そう思うと妥当かなぁという気にはなりますが。
会場では、どう盛り上がるのかというのもよくわからず、そんな気持ちを心配するかのように、ライブビューイングが始まる前に、拍手したり、一緒に歌ったり、盛り上がりましょう!みたいな案内がありました。
いよいよ、ライブがスタート。久しぶりに見る越智さんは、思いきったショートヘアーにされていて驚きました。歌はやはり素晴らしかったです。私は素人なので、歌唱方法など、よくわかりませんが、あれだけ高い声で歌っていながら声量をコントロールするというのは、とても難しそうに見えるし、そういうことが出来る歌手をあまり見たことがないように思います。一曲一曲、とても丁寧に歌われているのがよくわかりました。そういうことも、今回、オーケストラをバックに歌っていたので、その歌唱力が際立ってよくわかったのかなぁと思います。パワフルであって繊細でもある歌声に、すぐに惹き込まれました。
MCも良かったです。久しぶりでしたが、力みがなくて、常に笑顔で。演奏とMCで会場が一体になっているなぁと感じました。
一方、ライブビューイングでは、イマイチ、どうしていいかがわからず。
「一緒に歌ったら浮いちゃわない?」
「大丈夫大丈夫」
「いや、でもやっぱり恥ずかしいなぁ。周りの人が歌ったら歌うんだけど」
みたいな中途半端な空気が漂っていました。
ライブビューイングの魅力は、志というか指向が同じ人達が集まって一緒に盛り上がるところだと思いますが、私が行った会場では残念ながら、そういう雰囲気にはなりませんでした。たぶん恥ずかしいということが大きいのでしょうが、年齢層が幅広く、意外と、私ぐらいのオジサン、オバサン世代も多かったということとも関係がありそうです。
「これでは、家でテレビを観ているのと変わらないのでは?」
という気もしましたが、大音量でLIVE映像を観られたということには大満足です。
ということで、感想が、いろいろゴチャマゼになってしまいましたが・・・。
とにかく、越智さんの元気な姿が見られたことが嬉しかったなぁと。
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