高校生が主人公の冒険小説です。飄々としていて、スポーツも勉強もソツなくこなしてしまう彼には、4人の個性的な父親がいます。彼の住む町は、表面的には平和が保たれていますが、裏には闇の世界が広がっています。子供から大人への階段を上がる彼は、そんな裏の世界を垣間見ることになっていくのですが、そこで4人の父親達が、ちょっと変わった父親らしさを発揮し、彼をサポートするという内容です。
登場人物が、クッキリとした個性を持っているので、いつもは最後まで登場人物の名前が覚えられない私でも、すぐに名前が覚えられました(笑)「きっと、これは伏線なんだな」ということもわかり易いですし、お子さんが読んでも楽しめる小説だと思いました。
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