先日、中華街のことをちょっと調べていたら、山下町公園にある東屋の由来が書いてありました。
横浜が開港したのは、1859年ですが、その9年後に、今では公園となっているこの地に、会芳楼という料理店を兼ねた劇場ができたそうです。その頃の中華街は、今のように飲食店が集まる場所というわけではなく、外国人居留地だったようで、今も続く聘珍樓がオープンしたのは、その16年後の1884年ということですから、もしかしたら中華街の元祖のようなお店と言えるのかもしれませんね。会芳楼は10年ほどで終わってしまい、その後、清国の領事館などを経て、今のように公園となったのは、1960年のことだそうです。そして、会芳楼にちなんで、会芳亭という東屋ができたのは、それから40年後の2000年とのことです。
個人的には、そのすぐ近くにある東園がオープンするまで、この東屋に座って時間をつぶしたりすることが多いです(笑) 先日、孤独のグルメの再放送を見ていたら、井之頭五郎(松重豊さん)が、ここで肉まんを頬張っていました。孤独のグルメファンの方は、ここで、明治時代の中華街にも思いをはせながら、肉まんを頬張ってみてはいかがでしょうか。
こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!