あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

クイーン最高傑作のアルバム

 

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毎週、NHK FMのディスカバークイーンの聴き逃し配信を聴いています。4月から始まったこの番組。はじめは、「どういう方向へ進んでいくのだろうか?」と、なんとなく不安を感じていたのですが、最近は、1枚目のアルバムから順番に解説して行くような方向性が見えてきて一安心しています(笑)
先週から、2枚目のアルバム「QueenⅡ」の解説が始まりました。番組の中でも触れられていましたが、「QueenⅡ」をクイーン最高傑作と評価するファンも多いです。私も、クイーンの最高傑作を選べと言われたら、「QueenⅡ」か「A Night At The Opera」のどちらを選ぶか悩みます。
そういう作品だけに、解説をする西脇辰弥さんも、ちょっとプレッシャーを感じるようなことをおっしゃっていましたが、奥の深い解説に、「恐れ入りました!」と思ったのは私だけではないでしょう。初回は、「Side White」という、昔で言うところのレコードのA面についての解説でした。ちなみに、このアルバムはA面が「Side White」でブライアン・メイが主に作り、B面の「Side Black」はフレディ・マーキュリーが作りました。「Side Black」は、私のような素人が聴いても、その複雑な音楽は、「これは相当に手間と時間がかかっているに違いない」と思うのですが、実は、「Side White」も、相当に手間がかかっているというのが西脇さんの解説でした。ブライアン・メイのギター・オーケストレーションは、「あぁ、クイーンらしいな」と思うほど特徴的ですが、なんと、それは一音ずつ録って、それらを重ねて作っているそうです。想像するだけで気が遠くなりそうな作業ですが・・・。なぜ、そんな面倒なことをしているかというと、もともとロックっぽい歪んだ音が出るエレキギターで和音を作ると音が濁ってしまうそうです。そうすると、いかにもハードロック的な音色になるので、敢えて、それを利用している曲があるということで、ディープ・パープルのスモーク・オン・ザ・ウォーターを例として挙げていました。が、ブライアンは、それを避けるために、一音ずつ録って多重録音しているのだそうです。ということを実演しながら解説していただけるので、ものすごくわかり易かったです。この頃のクイーンは、まだ、あまり売れていませんでしたが、それだけに時間もあったでしょうし、それまでにあたためてきたアイデアがあったり、まだ若かったのでチャレンジャー精神もあり、こんなアルバムが作れたのでしょうね。次の解説も楽しみだなぁ。


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