あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

雪道運転のコツ

今回、久しぶりに雪道を運転しました。
北海道では数時間でこんな状態になることがよくあります。

 

雪はサラサラしているので、簡単に落とせます。窓に凍り付いた雪は、車内から窓に向けて温風を出していると数分で溶けてくるので、あとはワイパーを高速で動かせば、たいてい落とすことができます。


私が北海道に住んでいたのは、ずーーーっと昔のことですが、それでも、雪道で、「ここは危険だな!」とか、「この場合は、このコースを走ったほうがいいな」とか、「こういう時は、ブレーキを踏まないほうがいいな」とか、そういうポイントは覚えているもんだなぁと思いました。
まず、基本中の基本は、「急」がつく操作はしないことです。急ブレーキ、急ハンドル、急加速などは、車の制御ができなくなり、思いもよらない方向に進んでしまうことにつながり兼ねないので絶対ダメです。そのために、車間距離はいつも以上にあけて、信号は歩行者用の青信号が点滅しているかどうかを見て、早めに、ジワジワとブレーキをかけることが大事です。
特に注意が必要な箇所というのもあります。信号があるところは、路面がツルツルになっていて滑りやすくなっています。止まるとき、ゆっくりとブレーキを踏んでも、タイヤがロックされて滑ることもあり、そんな時はABSが作動し、ポンピングブレーキの「ガガッ」という感触がブレーキペダルから伝わってきます。経験の無い方は「なんだなんだ!」とビックリするかもしれません。ほかには、橋やトンネルの出入口なども危険なので、そういう場所では惰行で通過できるぐらいのスピードに落としておいたほうがよいです。
また、温度も重要です。スタッドレスタイヤは、かなり気温が低い状態では、よく効くのですが、0℃近くになると、ブレーキの効きが悪くなります(氷の表面に水の膜ができるため)。ですので、0℃ぐらいの信号付近はツルツルで、止まるのもたいへんですし、アクセルを踏んでも滑ってしまって、すんなりと進めないことも多いです。私は、あまり車に踏み固められていない道路の端のほうに敢えて車を寄せたり、一気にアクセルを踏まないで、踏んだり離したりを繰り返しながら動かしたりします。

道路の端のほうは雪が残っていてスタッドレスタイヤのグリップが比較的効きやすいです

北海道では比較的少ないですが、チェーンを使った大型車が通った後のわだちは、ガタガタしていたり、乗用車とタイヤの幅が合わないため、安定して真っすぐに走れず、時には、わだちからピョーンと弾き飛ばされてしまうことがあります(私も何度か経験があります)。これは、防ぎようがないので、スピードを出さないことですね。

この写真のように、どのわだちにもタイヤがはまらない場合が危険です

ホワイトアウトも何度か経験しています。本当に視界が効かず、怖いので止まってしまいたいところですが、そうすると後続車の追突を招くことになるので、なんとか前の車にくっついていくしかないです。当然、どの車も同じ状態ですので、ライトを点けて自分の存在を周りの車に知らせることも重要です。
北海道の人は、雪道でも、ものすごくスピードを出しますが、それにつられないことも大事です。中には運転が上手な方もいますが、たいていは無謀なだけです。それが証拠に事故も「またかぁ」というほど、しょっちゅう見ます。
というように、雪道運転は、いつも以上に五感を働かせながら運転しないといけないので、とても疲れます。長距離運転する場合は、特に注意しましょう。


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