この日は、朝3時半に起床し、もうクタクタで早くホテルで体を休めたいところですが、ここへ行かないわけにはいかない!と、老体に鞭打って行って来ました。
昔は日本三大夜景といえば、函館、神戸、長崎。今は、札幌、北九州、長崎だそうで、何れにしても長崎の夜景が美しいのは疑いようがないようです。
稲佐山へ行くことは決めていたわりには、どうやって行くか調べていなくて、Google Mapを見て、「ここへ行けばいいのかな?」と、あてずっぽうで、「稲佐山公園」を目的地に上り坂を運転していきました。
「あぁ、どうやらあってたみたいだなぁ」
と、誘導する係の人に従い車を駐車し
「はて?ここからどこへ向かえば夜景が見えるのだろうか?」
という状態で、とりあえず人が集まっている方向へ歩いていきました。
「なんだこれ?」
てっきり、そこからちょっと歩けば夜景が見えると思ったのですが、「スロープカー」なる乗り物の前に人だかりができていたので、どうやらそれに乗らないといけなさそうだなということで、往復500円のチケットを買いスロープカーへ乗り込みました。
しばらく経つと、スロープカーはゆっくりと動きはじめました。動いている間、夜景自慢のようなアナウンスが流れ、10分弱で山頂駅に到着しました。
「さ、寒い・・・」
この日は、日中、30℃近くまで気温が上がったのですが、夜は気温が下がり、さらに山の上で、遮るものがないので、風がピューピュー吹いて、寒いのなんのって。皆さん、それなりの服装ですが、Tシャツでいるのは、外国人と私ぐらいしかいないじゃないですか!
とにかく、夜景を見たら、とっとと帰ろう!と、決めました。
夜景を撮るのは久しぶりだったので、「いつも絞りって、どのぐらいに設定していたっけ?」と、試行錯誤しながら撮った写真がこちら。
長崎の地形は、長細い谷の中央に埋め立て地を拡張していったような形なので、そこに光が集中して周りの山の部分は真っ暗というのが特徴でしょうか。比較的、広角のレンズを使ったのですが、全体を1枚に収めることはできませんでした。やたら明るいのが長崎駅です。ここが明るすぎる一方で、それ以外は、それほど明るくないので、そちらの明るさに合わせてSSを6秒に設定して撮ったら、長崎駅付近が白飛びしてしまいました。
「なんて難しいんだ!」
逆に、長崎駅の明るさに合わせてSS2.5秒で撮ったのがこちら。
暗い・・・。
Lightroomなどで部分的に露出を調整すれば、もっとキレイになるのでしょうけど、そこまでやる気はなく(笑)
ちなみに、スマホ用のホルダーを使い三脚で固定して、SS4秒で撮ったのがこちら。
あまりに風が強く、軽いスマホでは揺れてしまいブレブレの写真しか撮れませんでした。
帰りは逃げるようにスロープカーの乗り場へ向かいました。
こちらが乗り場。この写真もブレブレ。
「ゲゲッ!なんだ、この行列は!!」
という大行列に、「1時間待っても帰れないんじゃないか・・・」とげんなりしていたのですが、その行列はロープウェイで下山する人達だったことがわかり胸をなでおろしたのでした。
とにかく、長年見たいと思っていた長崎の夜景を見ることができて良かったです。
こちらのHPもご覧下さい⇒いつでも北海道に行きたい!