あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

パソコン廃棄(まずはデータ消去から)

壊れているわけではないけど、全く使い物にならないため、別のPCを買いました(こちら)。さて、古いPCはどうしたものかということで、ちょっと悩みました。売ることはできるかもしれないけど、ハードディスクに入った個人情報って、消したつもりでも復元されちゃうかもしれないし・・・。どうせ売ったとしても二束三文だろうし、それで個人情報が抜き取られたらアホらしいので、廃棄することにしました。にしても、やはりハードディスクはできるだけ復元できない状態にしておきたい!
今までは不要になったHDDは物理的に破壊していたのですが、今回は、データ消去することにしました。
初期化しても完全にはデータが消えてるわけではないということらしいので、「だったら、とにかく上書きしまくればいいんじゃないかなぁ?」と考えていたのですが、ネットで調べてみたら、まさにデータ消去ソフトがやっていることは意味のないデータを上書きしてからデータ消去しているようです。そして、なんとMS-DOSに、そのコマンドがあるそうなので、それを使ってみることにしました。
MS-DOSを使っていた頃、フロッピーディスクを初期化する際に、毎回、「format」というコマンドを実行していましたが(懐かしい・・・)、それだと、やはり完全に消去したことにはならないので、オプションに「/p:n」を追加すると、完全にデータが消去されるとのこと(nは実行回数)。ただ、これを実行すると、指定したドライブのデータがまるごと消去されるそうで、「それって、Windows自体どうなるんだろう?」という疑問が。本当にHDDをキレイにするなら、USBメモリにシステムファイルを作って、BIOSでUSBから起動できるような設定にして、それでコマンドプロンプトを実行するのかな?とか考えはじめて、途端に「面倒そう・・・」と、嫌気がさしてきたのですが、調べてみると、formatに似たコマンドに「cipher」というものがあるそうです。こちらは指定したドライブの空き領域のデータを消去するとのこと。これなら、Windowsは残し、それ以外をキレイにできそうです。
どのフォルダに、どういう形で個人情報が残っているのかさっぱりわからないので、まずはPCを初期状態に戻します。Windows10の場合は、「設定⇒更新とセキュリティ⇒回復⇒このPCを初期状態に戻す⇒すべて削除する⇒ファイルを削除してドライブのクリーニングを実行する」で、あとはリセットボタンを押すと、初期化が始まります。私のPCの場合、1時間ほどかかりました。初期化が終わると、PCが何かしゃべり始めたので、なにかと思ったら、サインインの登録を促しているようです。ここで個人情報を入力しては意味がないので、アカウントは適当に登録し、インターネットとの接続も設定せず、できるだけスキップしまくりセットアップを完了させます。
ウィザードが終了し、Windowsが立ち上がったら、コマンドプロンプトからcipherコマンドを実行します。コマンドプロンプトは、Windows10では、Windowsボタン(たいていキーボードの左下側にある四角形が4個並んだボタン)+Rを押すとあらわれます。そこに「cipher /w:c:」を入力して、Enterキーを押せばコマンドが実行します。私のPCでは、cドライブとdドライブがあったので、まずはdドライブから実行し(その場合は、「cipher /w:d:」を入力)、その後、cドライブも。コマンド実行中、画面には「0x00」とか「0xFF」とか「乱数」を書き込み中ですよという状態が表示されます。私のPCの場合、全て終わるのに3時間ぐらいかかったかもしれません。本当にデータ消去されているかどうか、私には確認する術はないのですが・・・。念には念を入れて、このコマンドを3回実行しました(笑) あとはデータが消えたことを信じるのみ!

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