あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

沢木耕太郎さんの「彼らの流儀」を読みました


このブログで小説について書くとき、たいてい、「ジャンルは・・・」と、カテゴライズするのですが、この小説を読みながら、「ジャンルはなんになるんだろう?」と思っていました。そして、あとがきに、まさしく「コラムでもなく、エッセイでもなく、ノンフィクションの作品とも異なるものになっていた」と、沢木さんご自身が書いていました。
33の短編からなっています。それぞれ、関連性はなく(一部、前編・後編のような作品がありますが)、共通するのは、ある人物について取材した内容であったり、なぜ取材の対象としたのかなどが書いてある点でしょうか。
その対象となる人物は、必ずしも有名人ではなく、高齢のタクシードライバーであったり、新人の学校の先生だったりするのですが、沢木さんが関心を持つ生き方をしてきた方ばかりです。
この本を読んで、何か得るものがあるかはわかりませんが、これまでの自分の半生を振り返るきっかけになるかもしれませんね。私の場合は、「もし自分が取材を受けたら」と考えると、あまり語るべきことがない人生だなぁと思うに至り、若干、気持ちが落ち込みました(笑)


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