あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

幸田真音さんの「eの悲劇」を読みました

この小説は経済小説という位置付けのようですが、一般的な経済小説とは少し違っています。主人公は、かつては敏腕トレーダーとして日々、億単位のお金を扱い、誰もがうらやむような裕福な生活を送っていましたが、あることをきっかけに退職し、その後は警備会社で警備員として働き、質素に暮らしています。

この本は4つの短編からなります。主人公はかつて働いていた世界と決別するために警備員という仕事を選んだのですが、彼の周りでちょっとした出来事や事件が起きると、彼が持つノウハウが発揮され、何かしらの解決に導いていきます。普段は地味に過ごしているんだけど、いざという時には、すごい能力を発揮するという姿が、どこかヒーローもののマンガのようでカッコいいですね。2000年問題が題材になっている話もあり、あの時は金融業は大変だったんだなぁということを今さらながら思ったりもしました。

 

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eの悲劇