短編集です。何れも50代ぐらいの男性が主人公で、それぞれの恋愛物語といった内容です。おっ!なかなかいい女だなぁと思っていたら、その女性から言い寄られるというパターンが多く、「そんなことあるかい!」とツッコミたくなりますが、私の周りでそういうことがないだけで、もしかしたら、そんな小説のような話があちこちであるのだろうか。
印象に残ったのは、学生時代に付き合い始めた2人とそれを応援する1人の女性が、何十年も経ったあとに「実はあのとき・・・」と真実を打ち明ける話です。その最後の場面が「う~ん、どういう気持ちだったんだろうなぁ」と、それぞれの気持ちを考えてしまいました。
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