ミニチュア風の写真
ずいぶん前に、ANAの機内誌「翼の王国」に載っている本城直樹さんのミニチュア風写真について紹介しました(こちら)。この時は、どうやって撮っているのか不思議でしたが、その後、チルトシフトレンズというものがあることを知りました。それを使って撮影すると、ミニチュア風写真が撮れるようです。ただ、ものすごく高価なレンズなので、「プロじゃないので、そこまでしてなぁ・・・。でも、こういう写真を撮ってみたいよなぁ」と思う方も多いようで、普通に撮った写真をミニチュア風に加工するソフトもあるようです。私のスマホにも、そういう機能がありますし、私が持っているPENTAXのカメラにも、そのような機能がついています。主にパソコンを使う私としては、そういうPC用ソフトが無いものかと探してみたところ、Photoshopに、その機能があるようです。が、これは高価なので却下。フリーソフトを探したところ、「チルトシフトスタジオ」というソフトを見つけました。無料版は機能が制限されるようですが、とりあえず試しに使ってみることにしました。
いろいろ試してみたところ、どんな写真でもミニチュアっぽくなるわけではなく、いくつかの条件が必要らしいことがわかってきました。ひとつは遠くから撮った写真であること。普通、ミニチュアって上からとか引いた状態で見るものですものね。もうひとつは構図や色が単純であること。細部まで表現されているとリアルさが抜けず、人工的になりませんので。それから、色はわざとらしい感じで。といったところでしょうか。
チルトシフトスタジオだけでは非力なので、それで周辺をボヤっとさせたあとにLightroomで色合いを変えることにしました。
まずは、元の写真がこちらです。
それをチルトシフトスタジオでボヤっとさせた写真がこちらです。
最後に、Lightroomで色合いなどを変えた写真がこちらです。Lightroom恐るべし!
なんとなく、ミニチュアっぽく見えるようになりました。
前回、ブログに載せた写真も加工してみました。
「で、なんなの?」と言われると困ってしまいますし、私自身、「だから、なんなんだろう?」と、自問自答したくなりますが、面白いですよね?ですよね・・・?
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