MUSICMAN以来、約6年ぶりのアルバムだそうです。そんなに経つんですね。桑田さんは、サザンとしても活動していますし、CMやドラマの主題歌などで、新曲を発表し続けている印象があるので、そんなに久しぶりのアルバムだとは驚きました。
このアルバムに収録されている曲は、15曲で、その約半分は、既になんらかのタイアップ曲として発表されています。ということで、オリジナルアルバムというよりは、ヒット曲集に書き下ろしの曲を多めに収録しましたという印象を受けました。
曲は、サザンとして出していても違和感ないなぁというものから、いかにも桑田さんのソロっぽさを感じるものまで様々ですが、サザンの「葡萄」でも感じましたが、全体的に昭和歌謡を意識した曲が多いなぁと。
また、各曲に対して解説というのはよくありますが、このアルバムではエッセイが綴られています。桑田さんらしく、ユーモアに溢れた表現で書かれていて面白いです。が、実は、ご自身のことを客観的に分析していたり、今の日本の完ぺき主義というか、ヘンに極端な思考について、「どうなのよ?」ということを、かなり本音で語っているなぁということが伝わってきます。
しばらく、このアルバムを聴きまくることになりそうです(笑)
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