少し散歩しようと思い、せっかくだから行ったことがないところに行きたいなぁと、google mapを眺めていたら、山手方面に行ったことがない場所が多いことに気がつきました。山手は高台にあり、「迷路かよ!」という細くて曲がりくねった道のほか、階段も多く、私のような方向音痴の人間には近寄り難い土地なのです。ということで、スマホなしではとても目的地にたどり着けないため、比較的最近までガラケーユーザだった私が知らないのも仕方がないことなのです。
まず行ってみたかったのが、元町から本牧方面に向かう途中にあるトンネルの先にある橋の上です。そのトンネルを通る度に、「この橋の上には、どこから行けるのだろう?」と思っていたのでした。関内方面から、坂を上って、そして坂を下って行くと、橋の上に出ました。橋の上から見ると、わかりませんが、下から見るとアーチ状になっていて、ちょっと由緒あり気な橋だと思っていたのですが、横浜市の歴史建造物なるものだったようです。
橋の上からの眺め(上が本牧方面、下が元町方面)
そこを真っ直ぐ進むと山手公園にぶつかります。ここも来るのも初めてです。何やら碑があります。
近代下水道記念碑とのこと。100年以上前に作られた石造りの暗渠と側溝が未だに使われていると書いてあります。おそるべし!
そして、階段をのぼります。
すると、またまた碑がありました。
日本庭球発祥の碑とのこと。つまり日本でのテニス発祥の地ということですね。140年も前に作られたテニスコートが未だに使われているというのは驚きです。
記念館もあります。
最後は代官坂トンネルを通り元町に出ます。
この上にブラフベーカリーがあるので、このトンネルの存在は知っていましたが通るのは初めて。今まで歴史的なものばかり見ていたのに、このトンネルはLED照明が使われていたり、吸音材のようなパネルが貼ってあったり、突然、近代的になっていて、ちょっと違和感を感じました。
山手は、坂道が多く、階段も多いため、車が少なく、とても静かな土地でした。これからの季節には、散歩するのには良いところですね。
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