中華街を通る度に「どうしているかなぁ」と、気になってお店の様子を見ていたのですが、たいていお客さんがお店の前に並んでいて、相変わらずの人気のようです。そのため、「久しぶりに食べたいなぁ」と突然行っても、なかなかお店に入れないので、「来週のお昼に食べに行ってもいいですか？」と、訊ねると、「その日の昼は予約のお客さんだけですけど、大丈夫ですよ」とのこと。
翌週、「お姉さん、メモしていなかったけど、大丈夫だろうか？」と、不安に思いながら、お店に着くと、「どうぞ～」と、いつも座っていた席に案内してくれました。
テイクアウトでは、たまに食べていましたが、お店で食事をするのはだいぶ久しぶりで、店内も少しだけ変わっていて、ちょっと新鮮な気分でした。
昨年、毎週通っていた頃にいつも食べていた空心菜が「今日は入ってますよ～」とのことだったので、空心菜炒めと、海鮮三品炒め、海鮮炒飯を注文しました。
「ん～、これこれ！龍鳳酒家の味！美味しいなぁ・・・」
と、黙々と海鮮三品炒めを食べていると
「どうですかぁ」
と、お姉さん。
「美味しいです」
と、言うと
「実は、私が作ったんです。絶対、調理はしない！って言ってたんですけどね。みんな高齢になってきたので。スパルタ教育でたいへんでした（笑）」
とのこと。
ちゃんと、龍鳳酒家の味になっていました。たいしたもんだなぁ。
家族で経営しているお店も多い中華街。跡継ぎがいなくて閉店してしまうお店もありますが、龍鳳酒家は大丈夫そうだ！
