あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

ダイ・ハードを観て来ました

ダイ・ハード・ラスト・デイを観て来ました。

一番好きな映画はなんですか?と問われると、ある時期までは「ダイ・ハードです」と答えていたほど、ダイ・ハードが好きです(その後、「ショーシャンクの空に」と答えることが多くなりましたが)。そのぐらい好きだったので、初めて買ったDVDソフトもダイ・ハードでした(当時は、まだ高かったと思うのですが、それでもいい画質で観たかったので)。

ダイ・ハードの第一作が上映されたとき、友達から「観たい映画があるから一緒に行こうよ」と誘われ、何の予備知識も持たずに映画館に行きました。もちろんブルース・ウィリスのことも知らなかったので、はじめて彼を見たとき、「えっ!まさかこの人が主人公?なんだかハリウッドスターっぽくないなぁ」と思ったのを覚えています。その頃のアクション映画といえば、シルベスター・スタローンアーノルド・シュワルツェネッガーなど超マッチョが主流だったので、一見そのへんに居そうなおじさんのブルース・ウィリスがスターに見えなかったのは私だけではないでしょう。そのため映画が始まった直後は、「つまんなそうな映画だなぁ」と思っていたのですが、途中から体は前のめりになり、終始体に力が入りっぱなしで映画を観終えることになりました。初めはさえないおじさんだったブルース・ウィリスは、映画が終わる頃には、「ブルース・ウィリスってカッコイイ!」となっていました。

その数年後に上映された第二作は、とても期待して観に行きましたが、あまりに期待が大きかったこともあり、第一作ほどの面白さは感じられませんでした。ですが、今思えば、まだ面白かったと言える作品で、その後の第三、四作は、駄作と言っちゃうぐらいの出来だったと思います(映画館にも行きませんでした)。なんで第一作ほどの面白さが無くなっていったかということを考えてみると、どうも人が簡単に死んでしまうということにあるような気がします。第一作は、テロリストの数もそれほど多くなかったので、それぞれの死に方もわりと丁寧に扱われていたように思いますが、二作目以降は、悪役の人数も規模も大きくなっていったこともあり、やたらめったら人が死んでしまうし、しかも完全武装したプロのテロリストが、ニューヨークの警察に簡単にやられてしまうのが、映画といえども、あまりに現実離れし過ぎていて、なんとも感情移入しにくくなってしまったのかなぁと思ってしまいます(他のドンパチ映画と変わらなくなってしまったような)。それから、第一作で、心に傷を負っている警官が味方になり、それが面白さを増すことになっていたのですが、二作目以降も、そのパターンを踏襲しようとこだわるあまり、なんだか無理なストーリー展開になってしまったように思います。

ということで、今回も、あまり期待はしていなかったのですが、題名からして今回がシリーズの最終作になるかもしれないなぁと思ったので、「最後ぐらいは観よう」という気持ちで観に行きました。

感想は人それぞれでしょうけど、個人的には、やはり映画館で観るほどではなかったかなぁと思います。

ブルース・ウィリスも、さすがに60歳近いので、動きが軽やかとは言い難かったなぁと(それに比べ、ほぼ同じ年のジャッキー・チェンの軽やかさは何なんでしょうね。やはりジャッキーはすごい!)。とは言え、当時、アクションスターだった俳優がずいぶんスクリーンから消えて行った中で、ブルース・ウィリスはアクションにとどまらず、性格俳優としても、その地位を確立し、大作に出演し続けているのは「見くびって申し訳ございませんでした」と謝らないといけないでしょうね。