あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

酒井順子さんの「地下旅!」を読みました

この本を読もうと思ったのは、題名を見てなんだか面白そうだなぁと思ったからです。そして読んでいくうちに「なんだかこの作家の本を読んだことがあるような気がするなぁ」と思って名前を見たら、以前読んだ「トイレは小説より奇なり」(こちら)の作家さんでした。この時も、本の題名が面白そうだと思ってチョイスしたのでした。博報堂に勤められていただけあってか、題名の付け方が上手なのかもしれませんし、もしかしたら私が酒井さんと波長が合うのかもしれませんね(笑)

本の内容は、題名の通りで、主に都内の地下鉄の紹介と、その中のいくつかの駅で、ぶらり途中下車の旅みたいなことをされた感想などが書いてあります。よく地下鉄を利用される方は馴染みのある駅が題材になっていて、面白く感じるかもしれませんね。私は滅多に地下鉄を利用することはないので、そういう点では共感できませんでしたが、なんとなく自分が書くブログにも似ているなぁという文章に共感しました。

最後に都内以外の地下鉄も紹介されていて、札幌では野球観戦で混み合う電車の中で「わぁ、ラッシュだぁ!」とか「キャ~」とかの声が聞こえる中、都内の通勤ラッシュに慣れた酒井さんが「どこが?」と思われたと同時に、逆に都内の通勤ラッシュに平然としていられることが異常なんだと気付いたというのを読んで「なるほどなぁ」と思いました。また香港では我れ先にと車内に乗り込もうとするのに対して日本はキチンと整列している点が特徴的だというようなことを書かれています。私もそう思っていたのですが、台北の地下鉄に乗った時に(通勤時間帯)、皆さんが日本以上にキチンと整列しているのを見て驚きました。さらに日本のようにギュウギュウしているところにムリヤリ乗り込もうとすることなく「次の電車に乗ればいいんだから」といった感じで悠々と次の電車を待つ姿に感動しました。また、ロンドンの地下鉄で切符の買い方がわからず、券売機の前で「ウ~ム・・・」と悩んでいたら、地元の人がワラワラと集まってきて、みんなが切符の買い方を親切に教えてくれたこともあり、こういうことは日本ではまず無いことだよなぁと思って感動しました。ということで日本が特別に良いお国柄というのは間違いですよとひとこと言っておきたいと思った次第です。

 

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地下旅