あれこれと

北海道に関するホームページを作ったけど、いまいち訪問者が増えないので、ブログを立ち上げて、こちらを経由してホームページを訪問してくれる人が増えるといいなぁと。なので、こちらではテーマもなく、北海道とも無関係なことも書いていきます。こちらのブログを見た方は、リンク先のホームページ「いつでも北海道に行きたい!」も見てみて下さいね!

ミュージカル「スペリング・ビー」を観ました

高校時代の同級生が出演しているので品川の六行会ホールまで観に行きました。会場は品川駅から京浜急行で2駅と近いのですが、京急は各駅停車が少ないので、思ったより移動時間がかかりました・・・。

なんの予備知識も無いまま行ったので、まず、スペリング・ビー(spelling bee)とは、ナンジャラホイという状態だったのですが、それは舞台が始まると、すぐにわかります。あまり日本では馴染みがありませんが、英語の綴りの正確さを競うコンテストみたいなもののようです。司会者が、ある単語を出題し、回答者は、その綴りを口頭で答えます。ただ、なぜ「bee」なのかが最後までわからなかったので、帰ってから調べたら「寄り合い」とか「内輪の集まり」という意味もあるそうです。なるほど!

このミュージカルは、会場も一体となって作られているというのが面白いところで、お客さんは、コンテストを観に来ているお客さんとして参加しているように演出されています。我々、日本人はシャイなので、周りの人の反応を見て「ちょっと遠慮しとこう・・・」と思ってしまいますが、きっと、本場、アメリカであれば、お客さんの反応は、スゴイんでしょうね。さらに、お客さんの中から、数名が、回答者として舞台に出てしまうところも、このミュージカルの面白いところです。わりとノリノリで「この人、関係者か?」というお客さんだったり、恥ずかしそうにしているお客さんだったり。そして、そういうお客さんそれぞれの反応を見ながら、司会者がイジるのが、また面白いところです。あまりにうまくイジるので、実は台本があるんじゃないかと思っていたのですが、後で同級生に聞いたところ、アドリブとのこと。さすがプロだなぁと感心しました。

もちろんミュージカルなので、歌があり、同級生はほかの出演者を圧倒する歌唱力を披露していました。さすが!同じクラスで一緒に音楽の授業を受けていたと思うと恥ずかしくなります(汗)舞台が終わり、出演者が去ったあと、最後に演奏者だけ残って、ちょっとした演奏をして終わるという終わり方も良かったです。舞台の進行に合わせて演奏するというのも、かなり集中力が必要なんだろうなぁと。そこがうまく行かないと舞台も台無しになってしまいますよね。ただ、どうしても出演者ばかりに目が行ってしまいがち。そういう影の功労者に光をあてるという演出もニクいなぁと思いました。

一体感のある、アットホームで楽しいミュージカルでした。今日を含めて残り2日間の公演ですが、もし興味のある方は、新馬場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。まだ当日券はあるようなことを、おっしゃっていました。

 

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