9月26日に発売された約3年ぶりとなるニューアルバムです。とても楽しみにしていて、しかも、今回、Disk Unionで購入すると、アルバムの1曲目に収められている曲の特別バージョンCD-Rと先着でイベント参加券が貰えるということで、珍しく予約して購入しました。
松尾さんの曲は日本人らしからぬメロディで、ブリティッシュ・ポップと形容されることが多く、私もそういう曲が好きなのですが、盲目的なファンというわけではないんだなぁということを、今回のアルバムを買って、自分自身で気付きました。
今回は、YMOを思い出させるようなシンセポップと言うのでしょうか、そういうジャンルの曲で統一されています。数曲だけじゃなく、全曲を、これまでにはない曲調一色にするというチャレンジはスゴイなぁと思います。ただ、これまで聴いてきたファンとしては、どこか置いてきぼりにされたような気持ちも・・・。
ミュージシャンって難しいですよね。新しい音楽に挑戦していかないと飽きられてしまうかもしれませんし、ただ、その音楽性が、それまでとあまりにかけ離れていると、それまでのファンが離れていくかもしれませんし。そういう例として、いつもクイーンを思い出すのですが。デビューした頃はレッド・ツェッペリンの真似のような扱いを受け、その後、自分達の音楽を確立し、全英でも全米でもNo.1になるほどの人気を博したのですが、Hot Spaceというアルバムでダンスミュージックに挑戦し、そこで評価を落としてしまいました。その次のアルバムThe Worksでは、軌道修正し、もう一度、評価をあげたのですが。クイーンほどのバンドであっても、そういうことになるんだなぁと。
と、なんだかんだ言っても、やはりファンであることには変わらないのですけどね(笑)
次は、松尾さんにしか作れないようなブリティッシュ・ポップ色の強いアルバムを作っていただきたいなぁと思った次第です。
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