先日、高校時代の、いつも集まるメンバーと忘年会をした際に、「自分が日本語訳を担当した映画を上映するので、よかったら観てね」との報告がありました。
「それは観なければ！」
ということで、公開初日に、チネチッタ川崎まで行って来ました。
題名を見て、想像はつくと思いますが、コメディ映画です。内容は、たまたま拾った宝くじが当選していたのですが、それが風のいたずらで南北境界線を越えてしまいます。そこから、双方の交渉が始まります。
この映画の説明を読むと、「ベトナムにおける韓国映画の歴代興収ベストワンに輝く異例の大ヒットを記録」と書いてありましたが、海外の人にとっても、ものすごくわかり易い話なので、それもうなずけます。ただ、翻訳はきっとたいへんだったろうなぁと想像できる場面がいっぱいありました。ダジャレみたいな言葉もあったり、韻を踏んでいるところもあったり、韓国の若者言葉や逆に、（たぶん）ちょっと古めかしい言葉であったり、それぞれの歴史的背景も意識して、それが観ている人に限られた文字数で伝わるように訳すのは至難の業だったのでは。観ているほうは、そんなことを意識せず、純粋に楽しめましたけど（笑）
今年の最後に、楽しい映画を観ることができてよかった。
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