よくよく探してみると、意外と近くにスープカレー屋さんがあることを発見し、早速行ってみました。お店の名前は「ハンジロー」。東横線の綱島駅から歩いて１分ほどの場所にあります。
これまた事前にネットでいろいろ調べたところ、どうやら、ここのオーナーは札幌の「らっきょ」で修行されたとのこと。ということで、「味もらっきょと同じなのかなぁ。まぁ、らっきょなら美味しいからいいか」という気持ちで行きました。
店に着いたのは土曜日の開店時間11:30を少し過ぎた頃でした。並ぶことはありませんでしたが、店内には既にたくさんのお客さんが料理が出てくるのを待っている状態で、店員さんにも「これから料理を順番に出すので少しお待ちいただきます」とのことわりがありました。その後、続々とお客さんが来て、少し行列ができていましたが、私が食べ終わる12:30頃には、全員が店内に入り、店の外で待っている人はいませんでした。
いつものとおり、頼んだメニューは、チキンスープカレーとシーフードスープカレーで、それぞれ1,100円と1,350円と少し高めですが、平日だと100円安くなるようです。そして、頼んでから料理が出てくるまでが長かった・・・。先にことわりがあったので、まぁそういうものなんだろうと思っていましたが、30分以上は待ったと思います。「これで美味しくなかったら怒るぞ！」と思っていたのですが、一口スープを飲むと「美味い！」。見た目は、ドロドロした感じで、味が濃そうに見えるのですが、そういうわけでもなく、どうやら長時間いろんなものを煮込んで形が無くなってしまったものからできたスープということのようで、調味料っぽい味は一切せず、食べていて、なんとなく体に良さそうな実感というものがありました（笑）あとで、あらためてメニューなどを読んでみると、野菜や果物などを10時間以上煮込んでいるそうです。たしかに時間をかけているんだろうなぁということが味オンチの私にもわかるぐらいの味でした。この味なら、少し待つのがなんだ！少し高いのがなんだ！という気がします。
チキンスープカレーの具は、ニンジン、じゃがいも、ピーマン、ゆで卵半分とシンプルでしたが、それぞれ上手に調理されていて、特にじゃがいもはカリッと素揚げされていて美味しかったです。スープも冷めてしまいそうなお皿ではありますが、とろみがついているためか、最後まで熱いまま食べることができました。
こんな美味しいお店が近くにあったとは！これから頻繁に通おうっと思ったのですが・・・。帰ってから、ハンジローのホームページを見てみると、なんと5月18日までの営業をもって、店を長野に移すとのこと。そう言えば、ライスについていた野沢菜もとても美味しかったなぁ。それにしても、もっと早く出会いたかった・・・。閉店までの間、週１回ぐらいで通うかなぁ。
ということで、私の中では、今のところ、RAMAIより上の第１位ということになります。
（2013年4月6日に食事）
現在までの個人的スープカレーランキング（関東の店舗）
１位 ハンジロー
２位 RAMAI
３位 東京らっきょブラザーズ
４位 札幌スープカリーアナンダ
５位 心
６位 Syukur
ハンジローの入口。綱島駅からすぐ近くにあります。
チキンスープカレー
シーフードスープカレー。魚貝系のダシがよく出ていてこちらも美味でした
